昨日、一般質問を行いました。
【(仮称)綾瀬市総合教育支援センター建設予定地の選定について】
今年1月12日に、(仮称)綾瀬市総合教育支援センターの整備について、記者発表がありましたが、その中で、(仮称)綾瀬市総合教育支援センター整備基本構想は確定していない段階で、上深谷地域公園跡地に整備することが発表されました。
しかし、上深谷地域公園は公園として利用されており、地域住民にはまったく説明がなされていませんでした。
公園の土地は、令和4年12月に市の依頼で公園用地として、土地開発公社が取得していましたが、1年もしないうちに公園廃止という結論をしたということも疑問です。
公園用地として1億5千万円ちかい金額で取得したにもかかわらず、1年も経たずに用途を変更するのはおかしいことです。
そこで、公園用地として土地開発公社に取得依頼した時点で、支援センター候補地として考えていたとみるのが妥当だと思いますが、市は公園用地として依頼したということで、ここに矛盾が生じています。
そして、もう一つの問題は、上深谷地域公園を利用する地域住民に説明がされる前に記者発表したということです。
建設予定地として決定する前に説明すると混乱を招くと考え、建設予定地として決定してから地域に説明をするつもりだったということでしたが、記者発表してから説明する方が混乱を招いていて、最高経営会議で市長より「課題を含めて、慎重に進めるように」と言われていたにも関わらず、慎重さに欠けていたわけです。
今後については、地域住民に説明し、建設への協力をお願いしていくことと併せて建設できる候補地がないかを検討していくということでした。
この施設は、教育行政の施設という位置づけですが、本来は、市長部局がしっかり候補地の選定と地域住民へ説明し、理解していただけるように進めなくてはならなかったことは明白で、この施設を必要としている児童生徒・青少年が被害を被っていることを理解していただきたい。