2020年12月31日木曜日

令和2年の終わりを迎えて

令和2年は、東京オリンピック・パラリンピックが行われるということで、日本全体が盛り上がるはずでしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、自粛自粛となって、私たちの生活が大きく変化しました。

国民全体で協力して、何とかコロナに打ち勝とうとしてきましたが、感染症の収束はまだまだ見えない状態のまま、令和2年は終わろうとしています。

しかし、この一年間、市民のご協力はたいへん有難く、心から感謝しかありません。

この一年、綾瀬市では、(仮称)綾瀬スマートIC開通の延期、消防本庁跡地の活用、光綾公園の改修、そして道の駅と大きな事業が、コロナの影響により、一旦立ち止まったり、方向転換を余儀なくされました。

一方で、この機会を良く捉えて、コロナ禍をふまえ、再構築する必要があるのではないでしょうか。

未来の綾瀬市をつくっていくのは行政や議会だけではなく、市民もいっしょです。

綾瀬市の未来に必要なものは何かを一緒に考えていきましょう。

今年も一年ありがとうございました。

2020年12月24日木曜日

12月議会を終えて

 令和2年度12月議会が閉会され、全議案が可決されました。

今議会では、国のコロナ対策に関連した議案が多く、それに伴う補正予算や条例改正が行われました。

綾瀬市の新型コロナ感染者数は、いくつかの波がありますが、確実に増えていて、人口比率でいくと大変高くなっています。

コロナ禍における生活の自粛が長引いているので、気が緩んでしまうこともあるかもしれませんが、もう一度「自分が感染しない。大切な人に感染させない。」ために、手洗い、うがい、換気、ソーシャルディスタンスに努めてください。

もうこれしかありません!

新型コロナ感染症拡大を防ぐことと、経済の停滞による企業経営や個人の生活についても支援していかなくては、市民の安全安心は守れません。

そのためには、現在進行している大きな予算を伴う事業が、本当に今必要かと言うことを考えねばなりません。

自分は大丈夫でも、友人が困っていたら、行政に助けてあげてほしいと思うはずです。

市民の生命や生活を一番に考える綾瀬市行政であってほしい。

2020年12月8日火曜日

一般質問

12月11日(金)、14日14日(月)の2日間にわたって15人の議員が一般質問を行います。

全般的にコロナ禍での市政に関するものが多いようです。

私は、14日(月)の9時から一般質問をする予定です。

「本市の公共事業の現状と市内事業者支援・活性化について」と題して質問します。

令和2年は新型コロナウイルス感染症に振り回された年となりました。また令和3年もまだまだ予断を許さない状況です。

こういった状況のなかで、限られた財源をどのように執行するか、どのような支援や行政サービスが必要かを議論しなければなりません。

お時間のある方は、本会議インターネット中継をご視聴ください。

2020年12月3日木曜日

経済建設常任委員会の所管事務調査

12月定例会の経済建設常任委員会が行われました。

今回は、「道の駅」について所管事務調査が行われました。

通常は、市側から出された議案について審議が行われますが、綾瀬市議会では6月、12月議会に限って所管事務調査をすることができるようになっています。

「所管事務調査」とは、その常任委員会が所管している行政事務について調査することです。

様々な内容の質疑がありましたが、市側からの答弁に大きなクエスチョンが多々ありました。

例えば、基本設計の段階では絵に描いた餅で、詳細設計にならないと色々なことが明確にできないようです。

基本の設計の上に詳細な設計をするわけですが、どうやらそうではないみたいで、現在の基本設計の段階では、今後協議していくことばかりです。

これだけの規模の事業を行うと考えたら、事業費に対して、借入れ額、売り上げ予測、経費、そして利益予測を試算し、どれくらい儲かるか。

民間とまったく同じではなくても、駐車場やトイレ等の公共施設部分を除いて試算することは大切だと思います。

この事業を行うのに市のお金(借金含む)を使うわけで、市内の農畜産業を営む事業者の活性化だけでなく、市民にとっても負の資産とならない施設にしなくてはなりません。

今後、総額22億円を使って道の駅を造り、しっかりとした事業計画が提示されないままでは市民の大切なお金を使うのですから手放しで賛成することはできません。

「稼ぐ道の駅」をかかげている以上、稼ぐ施設であり、市内事業者が稼ぐことができるような施設でなくては、造る意味がありません。