昨日は、年に一度に行われる県央八市議会議員合同研修会が伊勢原市で行われました。
今年初めてお会いする他市の先輩議員の方々が多いので、この研修会が毎年の新年のごあいさつをする場となります。
今回は、東京大学教授の金井利之先生による「自治体議会改革と信頼向上」というテーマでお話しをしていただきました。
現在では、「議会改革」と叫ばれているが、他市のまね、他市の改革をカット&ペーストするほど意味の無い議会改革は無いと言われていました。私も同感です。
一昨年に綾瀬市の議会改革検討協議会が立ち上がり、私もそのメンバーになりました。その一番最初の協議会の時に、「他市でやっているから綾瀬市でもやるということではなく、綾瀬市議会のどこが問題なのかを考える必要がある」と私は言いました。
綾瀬の、そして綾瀬市民のメリットにならないことをしても意味が無いわけで、ただ他市をまねて議会のルールを変更するのは、ただのアピールに過ぎないのです。
何のために議会改革をするか!
「開かれた議会」とよく言われますが、それをすることによってどういったメリットがあるのか。そこがしっかりしていないなら、やらない方がよいと金井先生は語っておりました。
議会改革というと、議員を批判するだけのスピーカーが多い中、金井先生は自治体議員の実態を理解した上でお話しされていると感じました。