2024年3月1日金曜日

(仮称)綾瀬総合教育支援センター整備について(1)

  令和5年度予算において、(仮称)総合教育支援センター整備基本構想の策定に1,309万円が計上されていました。

 この事業については、子ども数の減少と反比例するように様々な課題を抱える子どもたちが増加し、今後も増加することが予想されている状況を鑑みると、必要な施設だと思います。

 しかし、1月12日の記者発表によると、令和5年度から進めてきた(仮称)綾瀬市総合教育支援センター基本構想の素案がまとまり、現在の上深谷地域公園跡地に同センターを整備するとのことでした。

 この整備場所は、上深谷自治会2区の地域唯一の公園にも関わらず、地域へ何も説明が無いまま公園を廃止し、(仮称)総合教育支援センターの建設地として発表したことは、進め方として大きな問題です。

 このセンターは早急な整備が求められていますが、これまで行政への協力や地域の課題解決に自治会のご協力をいただき、地域の顔の見える関係を構築するために地域で様々なイベントの実施など、より良い関係構築にご尽力いただいているなかで、地域への説明を行わず理解を求めてこなかったことは、これまでの事業の進め方からして考えられません。

 整備スケジュール予定も同時に公表され、令和6年度に基本設計・実施計画、令和8年度に用地取得・建設工事、令和9年度中に供用開始。

 この整備スケジュールも地域の気持ちを逆なでするようなものではないでしょうか。