2021年2月3日水曜日

令和3年度綾瀬市長年頭記者会見(令和3年度当初予算案の編成見通し)

 1月14日に令和3年度当初予算案の編成見通しについて、市長の年頭記者会見が行われました。

1ヵ月近くも過ぎてしまいましたが、記者会見で発表された内容について、改めてお知らせします。

一般会計の予算規模は293.4億円で前年度と比べて11.6憶円程度の減少が見込まれるようです。その主な理由は、道の駅整備事業の見直しによる減、旧消防庁舎解体事業終了による減によるものです。

コロナ禍において一番の課題は市税等の自主財源ですが、市民税は全体で前年度と比べて5.6億円減(個人3.7億円減、法人1.9億円減)の56億円。

綾瀬市は、法人税歳入はそれほど多くないので、コロナ禍で経済が停滞している中においても、他市に比べて法人税の減額が少ないようですが、それはそれで良いのか、良くないのか。

次に、固定資産税は、全体で前年度と比べ7,000万円減の60.1億円。

その他、たばこ税が4,000万円増、都市計画税が1,000万円減となっています。

市税等の全体で6.0億円減の124.9億円の見通し。

令和3年度は、新型コロナ感染症の影響で経済的なダメージを受けた事業者を支援する事業や市民の安全安心の暮らしを確保するための事業、子どもたちの居場所や学習環境の確保等の事業が必要になります。

様々な事業が綾瀬市にとって優先度・重要度、そして緊急度を加味して、事業仕分けをして、来年度当初予算に盛り込んでほしいと思います。

これだけ市民が経済的や精神的、環境的に厳しい状況ある中ですので、市民感情をしっかり感じてくれているはずだと信じています。

2月25日から令和3年度3月議会が始まりますので、そのへんをしっかり審議し、是々非々で議論させていただきます。