2013年12月5日木曜日

生活保護受給者の架空診療の報酬詐欺

 大和市のたけだ歯科クリニックが、生活保護受給者12名の治療を行ったと嘘をついて、診療報酬を架空請求し、約124万円をだまし取った疑いで逮捕された。
 レセプト点検はあくまでも診療行為が適正かをチェックするもので、実際に診療があったかどうかは確認していない。
 また診療明細が届いたとしても、生活保護受給者は自己負担が無いので、気にもしないでしょう。
 生活保護受給者は215万人と膨れ上がり、社会保障費はパンパンに膨れ上がっているなか、8月から生活保護費が減額されている。これを問題だという人はいるが、生活保護事業を食いモノにしている人たちがいることをしっかり認識しなくてはならないと思います。

 行政としても、生活保護受給者のレセプト点検に予算を使って、なるべく医療扶助を適正にするようにしていますが、上記のような不正がある以上、診療実績の確認等も行なっていく必要があると思います。
 本当に生活保護制度が必要な人の生活を脅かされているのは、こういった悪徳な行為を行う人のせいなのだと痛感します。