2012年8月3日金曜日

綾瀬市で生活保護費不正受給者の逮捕

 綾瀬市でもとうとう不正受給者の事件がおきた。
 ベトナム国籍の元夫婦が、昨年9月から今年6月までに244万円をだまし取ったとしている。
 元妻の方が、アパートを借りて子どもと生活しているように見せかけ、実際は子ども3人と5人で生活を共にしていたようだ。
 元夫は、自動車部品製造工場に勤務し、月20~30万円の収入があり、新築一戸建ての家と新車を保有し、預貯金は103万円あったということだ。
 6月の一般質問でも「生活保護費について」として質問したが、不正受給者がいるために生活保護を必要な人が貰えない状況を作っているのは明らかなのだから、不正受給者のチェックをちゃんと行わなければならない。
 年に数回のケースワーカーによる訪問では、判明しない不正受給も、今回のようなケースは、抜き打ち訪問などで簡単に判明出来る筈だ。
 捜査権がない福祉事務所で出来る範囲があるにせよ、少なくとも情報収集をし、警察と連携することなど、方法はあるはずで、だからこそ全国でも不正受給者が逮捕されているのだ。
 今回も警察主導で判明したことと片付けず、福祉事務所としてどのような方法が考えられたかなど、検証し、今後に向けて研究していくことが大事である。
 そして、実施していってもらわなければならない。