2012年8月3日金曜日

会派行政視察

 7月30日~8月1日に北海道へ会派の行政視察に行ってきた。
 北海道も大変暑く、またエアコンがあまり効かないのか、ホテルの部屋以外はどこにいても何となく暑いような気がした。
 1日目は、小樽市で「議会報告会、意見交換会について」視察してきた。小樽市役所は昭和8年に建設された大変趣のある建物で、小樽市指定歴史的建造物にも指定されている。
 議会事務局の次長に話を聞いたが、たいへん熱い方で、議会のあり方、立場などを踏まえ、議会の考えと市民の要望をどのようにマッチングしていくかが重要だと考えさせられた。
 2日目は、北広島市で「輪厚スマートICについて」視察してきた。
 これは、仮称あやせスマートICを平成29年度供用に向けて進めている綾瀬市として、今後その施設をどのように綾瀬の発展のために利用していくかにつなげて行けるか。
 また、輪厚工業団地を造成し、企業誘致を行っていることも綾瀬市として参考に出来ることがある反面、24時間運用のデメリットなども考慮する必要があるようだ。
 3日目は、千歳市で「防災への取り組みと自衛隊との連携について」視察してきた。
 千歳市は、自衛隊の基地が3箇所もあり、自衛隊関係者が人口の3割という自衛隊王国と言ってよい。また全国基地協議会では綾瀬市との交流がたいへん深い。
 千歳市防災学習交流センター「そなえーる」の施設見学もさせていただいた。
 防災訓練を市と市民、自衛隊、警察、消防と一体となって行っているなど、参考となることが大変多かった。また普段より自衛隊と市が密接な関係にあり、自然災害などの情報交換や各種行事についても互いに協力関係にあるようで、この辺は綾瀬市がまったく出来ていないところだと感じた。
 綾瀬市は、「基地の整理、縮小、返還」を掲げているため協力関係になれないというスタイルだが、少なくとも自衛隊に対しては逆を向いているわけではないはずだ。ならば、言葉は悪いが、基地を利用する部分はちゃんと利用し、情報収集や行事などの相互協力や交流を行なうべきだと改めて感じた。