2017年5月31日水曜日

最近の異常な報道

 たまたまテレビを点けたら、前川元事務次官の発言からの一連の報道がされていました。
 しかし、メディアって視聴率が取れれば何でもアリって感じですよね。 今まで国家公務員をはじめとした公費を給与や報酬としている人に対して給料ドロボーみたいに批判していましたよね。
 公務員しかり、政治家しかり。

 今回の件では、国家公務員(官僚)は、国会対策などでとてもたいへんな仕事をしていて家にも帰れないし、前川さんの発言によれば国会議員の圧力で「行政のあり方がゆがめられた」となり、かわいそうな仕事だと放送しているようでした。

 でも、今まで「官僚主導じゃだめだ!」って言ってましたよね。
首になることが無いぬるま湯に浸かった公務員は、税金を自分の金として考えることが出来ないと。だから日本の借金が天文学的な数字になってきているにも関わらず、各省庁が予算の取り合いをしていて、予算削減が出来ないわけです。

 国家公務員の給料や福利厚生を知れば、それはそれで非難する部分もあるはずなのに今回は官僚がヒーロー役に抜擢されたようです。
 政治家は期間限定の中で結果を残さなければならないのです。

 国家公務員が行政の専門家で時の大臣が素人だとたいへんだというようなことも言ってましたが、じゃあ専門家が選挙に出て政治家になればいいのですか。