2016年12月21日水曜日

一票の格差是正のための区割り変更

 12月16日の綾瀬市議会12月定例会最終日に提出した「衆議院小選挙区選出議員の選挙区の区割りに関する意見書」が可決されました。このことは、神奈川新聞にも掲載されました。

 昨日(20日)、大和市議会でも同一趣旨の意見書が可決されたようです。厚木基地を抱える2つの市議会で、国や政府に意見書が出せることはたいへん意義のあることだと思います。

 しかし、一票の格差とは憲法に違反しているという司法の判断ですので、「ではどうするのか」ということになります。

 そもそも小選挙区比例代表制という選挙制度を国民は理解しているでしょうか。
 小選挙区制度では、民意の死票が多くなるので、政党別に比例配分で民意を吸い上げれば、死票が少なくなるということです。
 ですから、小選挙区で負けた候補者が、比例で復活当選という理解不可能なこともおきます。
 その小選挙区が憲法に違反しているということになった今、中選挙区制に戻せばいいのではないかと私は思います。