2015年10月15日木曜日

世界記憶遺産

 中国が「南京大虐殺の文書」を国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に世界記憶遺産登録をしたことは、皆さんご存知のことと思います。
 そのことで、14日に自民党外交部会がユネスコへの分担金の停止を求める決議を採択しました。
 しかし、今回の世界記憶遺産については、制度の欠陥から中国に政治利用されてしまいましたが、日本が不満のはけ口にユネスコに対して分担金の停止を行うのは違った方向に向かっているようにも思います。
 ユネスコに制度の改定をしっかり促すことが優先で、2年後には中国が韓国を巻き込み「従軍慰安婦」に関する資料を申請する動きに対応する必要があります。