2014年11月7日金曜日

自動車取得税の見直し

 自動車取得税は、消費税増税に伴い廃止することになっていましたが、ここにきて、自動車取得税を廃止し、購入する車の燃費に応じて税負担が変わる仕組みの導入を検討しているそうです。
 本当にそうなったならば、国民をダマしたと言われても仕方ないでしょう。
 名称が変わり、税負担の仕組みが変わればよいということではないはずです。
 そもそも生産される車の燃費に応じて、消費者が負担するといった制度設計に無理があることは誰もがわかっていることでしょう。もし、燃費で税負担が変わるのならば、その車を生産している企業に負担させるべきではないでしょうか。その負担分が価格に含まれたとしても、それは消費者の購入時の判断ですから。
 燃費が悪いのは、消費者のせいではなく、生産者のせいですよね!