2014年9月23日火曜日

兵庫県議会が政務活動費を1割削減

 兵庫県議会は、元議員の問題を受けて、支給額を1ヶ月最大50万円から45万円に1割削減して、適正な支出と用途の明確化を監視する第三者機関の設置する条例改正案を可決したようです。

 第三者機関の設置や議長の調査権などは、理解出来るのですが、今回の問題から政務活動費を1割削減したのはなぜか。

 議会として問題を起こしたから、罰として1割削減ということでしょうか。

 私は、政務活動費は、議員活動において正当な行政の支出だと思いますし、積極的に色々な活動をしている議員にしてみれば、足りなくて自費で活動しているのです。
 色々な活動をしている人は使え、していない人は使えなくすれば県民のためと考えれば、政務活動費の削減が県民のためとは言い切れない部分もあると思います。

 以前も書きましたが、綾瀬市議会議員の政務活動費は、1ヶ月の最大が12,500円、年間15万円です。
 これが少ないのか多いのかは、市民が意見を反映して議会が決定することですが、私は最大をもっと増やすべきだと思います。
 
 綾瀬市議会で言えば、600名の職員(行政のプロ)に対して20名の議員が、市民の付託により、その責任において向かい合っているのです。
 議員一人ひとりの情報収集や勉強する機会などをドンドンやっていかないと、太刀打ちできない数と情報量なのです。

 ですから、それだけの情報と勉強をするためには、政務活動費は必要なのです。