2014年8月27日水曜日

平成26年度全国学力学習状況調査結果

 平成26年度の全国学力学習状況調査の結果が文部科学省より発表されました。
 ニュースとして取り上げられているのは、沖縄県が平均正答率を大きく上げてきたことです。
 特に小学6年生の算数A問題では、過去6回中4回も最下位に沈むほど低迷してきましたが、全国平均を2.8ポイントも上回り、6位となりましたし、それ以外も全体的に上昇しています。
 これは、しっかりとした対策をしてきた結果だと言えます。
 沖縄県の八重山地区(石垣市、与那国町、竹富町)の正答率が上昇。石垣市では、2011年から学力向上プロジェクトを推進し、全校で毎朝、読み、書き、計算の反復練習を徹底し、授業改善にも力を入れた結果、全科目で沖縄県平均を上回ったそうです。
 学力テストに特化したテストのための勉強ではなく、基礎学力を徹底反復することで確実な習得が学力テストの正答率上昇となったよい例だと思います。
 綾瀬市の教育にとってもたいへん参考になる事例ではないでしょうか。