2014年7月8日火曜日

人手不足による倒産と高齢者の社会進出

 人手不足や人件費高騰により、倒産に追い込まれている中小企業は、今年半年間で昨年の件数を上回るペースのようです。
 今後も人手不足による倒産は増える見通しで、倒産に至らなくても休業や自主廃業に追い込まれる「隠れ倒産」も増えているようです。

 そこで、国の政策である「女性の社会進出」や「外国人労働者」の活用となるのでしょう。
 外国人労働者については、入国審査の問題や物価上昇による賃金上昇の逆行につながる問題、そして犯罪など治安に関する問題など、解決しなくてはならない制度制定上の問題がありますので、スピード感を持って進むことは難しいですが、女性の社会進出や高齢者の労働力活用などは、どんどん進めるべきであります。
 特に高齢者の社会貢献や労働力の活用といった意味では、超高齢社会の世界先進国である日本がやらずして、世界は路頭に迷いかねないわけです。
 元気な高齢者を増やすことが社会保障費の抑制にも貢献でき、日本経済の実社会にも貢献できるわけですので、出来るだけすぐに「高齢者の社会進出」を制度として進めていただきたい。