2013年8月11日日曜日

国の借金が1,000兆円突破

  国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1,008兆6,281億円になり、2013年度末には1,107兆1,000億円になる見通しのようです。
 国民一人当たり約792万円の借金と考えられますが、我々国民にその危機感があるでしょうか。
 借金のほとんどを国内でまかなっているから大丈夫だとか、国民の資産が1,400兆円あるから大丈夫だとか、日本の産業はこんなもんじゃないとか、楽観的に考えればいくつかはでてくるでしょう。しかし、現実問題としてGDP比で200%以上の借金があることは事実です。
 成熟した世界を変えるには、一旦潰れるくらいの何かが起こらなければ無理だと論ずる人がいましたが、本当にそうなのかもしれません。
 我々は今受けているサービス、便利さを自らの手で失うことがなかなか出来ないからです。