2013年6月27日木曜日

本市の教育委員会

 今日は、綾瀬市教育委員会6月定例会でした。報告案件のなかに教育委員会に対しての一般質問の内容があった。その中に私がやった「全国学力・学習状況調査の結果公表について」の報告もあった。
 そこで?と思った。私が聞いているのは、結果公表について情報公開請求が出され、教育委員会の臨時会が開かれて協議されたということでした。しかし、今日の教育委員の話しを聞くと本当にしっかり協議したのかというくらい自分たちの結論に対して理解してないようだった。

 私が3月、6月と一般質問で全国学力・学習状況調査の結果公表について言ってきたのは、対象の子どもの学力を上げるといった目先のためではない。もっと広い意味で学校教育者、保護者、地域が意識をもって共有し、綾瀬っこの学力を上げる努力を継続的にすることにより綾瀬の子どもたちの学力が上がると思っているし、そう話してきました。
 教育委員会の人はF氏を除いてそういうことがわかってないように感じられました。そもそもこの調査は受けた子どもに対しての調査でないことは、実施要領を見ればわかるはずだし、それくらい教育委員だったら知っていなければ意見など出来ないはずでしょう。
 びっくりしたのが、数字だけが一人歩きする恐れがあるからという理由を語っていた委員が、平均点という数字だけが表に出て、その中身を理解出来る地域の人なんていないと言っていましたが、貴方は何様だと言いたくなりました。
 議会を通じて私が言ってきたことが、正しいか正しくないかは別にして、まるで教育委員会に伝わってないことと、ただの傍聴者に過ぎず何もすることができないことで、フラストレーションが溜まるばかりでした。

 綾瀬市には、自治基本条例、情報公開条例のなかに市の情報を市民が知る権利を持っているし、市は情報を公開する責務があるとなっていることを基本にしなければならず、公開しないならば、それ相応の理由がなければ情報の隠蔽となるわけです。