2013年2月25日月曜日

小中一貫教育の拡大

 昨年の一般質問で「小中連携・一貫教育について」と題して私が行なった。
 小中一貫教育とは、小中学校が9年間を通じた教育課程を編成し、それに基づき無駄なく行なう教育である。
 文部科学省の2010年の調査では回答のあった全国1763の市町村教育委員会のうち、小中9年間の教育課程編成の方針を定めているのは58教育委員会にとどまるが、俗に言う「中1ギャップ」の解消や学力向上にも効果があると指摘されている。
 神奈川県では「神奈川の教育を考える調査会」(教育臨調)が「小中一貫カリキュラムに基づく研究など”小中一貫校”の全県的な普及を検討する必要がある」とする中間まとめ案を出した。
 私が一般質問をした際、市教育委員会側は物理的な問題やデータとして効果がはっきりしていないなどを理由に今は難しいという答弁であったが、横浜市は全小中学校で小中一貫教育を行なっていることや今回の教育臨調の中間まとめ案が教育の改善や推進につながってくれればたいへんありがたい。