2013年2月20日水曜日

妻の月収が過去最高

 2012年の家計調査によると、サラリーマン世帯の妻の平均月収は昨年より6,082円増えて59,177円となり1963年以降最高となった。パートなどで働く妻が増えた影響があるようだと総務省は分析しているようだが、これだけ妻が働いたほうが良い施策が増えればそうなるだろう。子育て支援にしても認可保育園や認定保育園を増やしたり、延長保育や学童保育、あるいは税制上の優遇など働くための支援が多くなってきているのだ。
 しかし、こういった制度により計上されている予算を考えれば、妻の平均月収が1992年に50,000円を超えてから昨年までで9,177円しか増えていないし、女性の労働参加率は欧米諸国に比べてまだまだ低いのが現実だ。