2012年10月12日金曜日

全国市議会議長会研究フォーラムin松山

 私が席をおく会派「新政会」は、10~11日の1泊2日で愛媛県松山市へ「第7回全国市議会議長会研究フォーラムin松山」に参加してきた。
 全国から2,700名もの市議会議員が集まるたいへん大きなフォーラムだ。
 第1部では、片山善博氏の「地方自治の課題と議会のミッション」と題した基調講演がはじめにあった。
 教育現場の現状の責任の一端は議会にあるという強烈であり、納得せざるを得ない話しだった。
 第2部では、パネルディスカッションで「地方議会における政策形成の在り方について」として意見が飛び交った。
 大変色々な意見があり、議会のあり方を一つの方向で良し悪しを決めることは出来ないと感じた。
 ただ一つだけパネリストの1人、朝日新聞論説副主幹の坪井ゆづる氏が最後に言った「議員が自分の地盤を引き継がせる後継者は女性にしろ」という発言が私は納得が出来ない。
 現在「男女共同参画基本法」を基に進められているなか、このような発言をメディアを肩書きにしている人が言ってはならないと思う。
 最後に「大震災における議会の役割」ということで、南相馬市議長、名取市議会前議長、陸前高田市議会議長の話しを聞かせていただいた。
 3市ともだが、防災計画やその他で災害時の議会の役割がなかったことを言われていたが、綾瀬市でも同じように議会の役割がどこにも明文化されていない。
 今後、議会の活性化、改革のなかでもこの問題を取り上げていかなくてはならない。

 また、来年は北海道旭川市で「第8回全国市議会議長会研究フォーラムin旭川」が7月に行われるようだ。