2012年9月21日金曜日

一般質問を終えて

 昨日、私の一般質問が終わった。
  1. 「わかりやすい予算書について」は、綾瀬市は予算書と予算概要版が毎年発行されている。予算書を市民が目にすることはまずないと思うが、予算概要版は見やすくなっている。 しかし、これも一般的にみれば見やすいものではなく、我々議員が審議する資料としては、内訳等の詳細な部分が足りないところもあると思う。 そこで、現在の予算概要版の改良と、千葉県柏市の「わかりやすいかしわしの予算書」を例にして、市民にも税金の使われ方を知ってもらい、綾瀬の財政状況の理解と行政への参画を促すきっかけになればとの提案をした。
  2. 「小中連携・一貫教育とコミュニティスクールの推進について」は、綾瀬市の小中連携の現状と目的、さらに綾瀬市教育振興基本計画に則った「あやせっ子像」をリンクさせ教職員に意識共有しているのか。
     「中1ギャップ」対策や4・3・2制への考え方について確認した。
     そして小中連携・一貫教育への検討を提案した。
     次に学校と地域のつながり方について確認し、基本的には地域ボランティアの自主的な協力により児童見守り体制等を行ってもらっている。しかし、学校と地域のつながりは協力から参加、そして参画へと変えていかなくてはならず、綾瀬市でもいくつかの課題があることを認識していた。
     そして、保護者と地域と学校が協働して、学校方針を考え、共有し、運営していくコミュニティスクールの実施を提案した。
     小中連携・一貫教育にしてもコミュニティスクールにしてもまだまだ課題があることは承知しているが、今こそ教員が意識改革をして、学校教育の理想を取り戻し、そこに向けての課題解決に取組んでほしいと思う。

 ここからは私の考えである。
 教育長や学校長の上の方の話ではなく、現場の教員が立ち上がって、意識改革を、議論をしてもらわなければ学校はかわらないと思う。
 その昔、綾瀬小学校しかなかった綾瀬村の時代、建設費を借りて増築したばかりの校舎の火災、新築した校舎はそれからすぐに関東大震災で倒壊。
 当時の校長は、小学校建設費を集めるために駆けずり回ったそうだ。
 学校教育がいかに大切か、損得抜きに行動した。だから教員は聖職者と言われる”先生”なのだ。
 先生たちにもう一度考えてほしい、なぜ自分たちは”先生”と呼ばれるのか。