綾瀬市のホームページを見ると、その中に「市議会の役割」が記載されているが、この内容もよくわからない。
そこで少しまとめてみよう。
- 市議会の役割:私たちの生活に関連することは、綾瀬市民が考え、進めて行くことが大切です。 しかし、市民全員で集まって決めることは出来ないので、市民の代表として市議会議員を選挙で選びます。
ここでは市民生活にかかわる重要な議案について審議、決定をしています。 - 市議会議員:市内に住んでいる満25歳以上の市民の中から、4年毎に選挙によって選ばれます。(現在綾瀬市は21人)
- 市議会と市長:市議会は市民生活の重要な事項を決めています。このため、市議会は「議決機関」と呼ばれます。
一方、市長は、市議会に認められたことに基づいて、実際に市の仕事を進めていきます。このため、市長は「執行機関」と呼ばれます。
このように市議会と市長はお互いに独立し、対等な立場にあります。それぞれの権限や役割が区別され、互いにけん制したり、調和したりすることにより公正で、住み良い綾瀬市の実現に努めています。
もちろん、報酬に見合っていない議員がいるという指摘もあるだろうし、議員定数が多すぎるといった意見があるだろうが、市職員614名のやっていることを監視し、質問し、指摘し、意見するには見合った人数は必要だと思う。
しかし、それが現在の21名かどうかは別の話であるし、市民に今言ったことを理解していただいた上で、議員定数を考えていただきたいと思う。
最近思うのは、綾瀬市は他市に比べて市議会議員の立候補者数が少ない。と、いうことは行政に関心がないということで、であるならば市議会議員という「議決機関」をそれほど必要としていないのではないかとも言える。