2012年5月15日火曜日

国民年金納付率過去最低

 2011年度の国民年金保険料の納付率が過去最低を更新する見通しだ。2011年4月~2012年1月分の納付率は57.6%で3年連続で60%を割る情勢。 東京や神奈川の首都圏の落ち込みが目立ち、特に収入が低く、年金制度への不信感が強い若年層の未納に歯止めがかからないようだ。
 これは、今の国の方針が高齢者への年金を第一に考え、それを維持するために消費税増税を唱え、低所得者層の若者への考慮や将来の受給に不安な制度設計を維持し続けていることへの氾濫なのではないか。
 若年層が自国の将来についてあきらめている状態は、大変寂しい。