2012年3月13日火曜日

柏崎刈羽原発の報告書記載ミス

 柏崎刈羽原発1、7号機のストレステストの1次評価結果報告書で記載漏れや計算ミスなどの記載ミスが239ヶ所あったそうだ。
 枝野経産相は、「東電の作業の質全体に問題があったと疑念を抱かざるを得ない」と批判したらしいが、それはもっともだ。
 実際の評価者から評価者上司、さらにはその上司となり、最終的には社長決裁となるべき案件だ。さらに1年前の原発事故を経て、東電の一挙一動を静観しているのだから、一つ一つが信用問題であることを認識しているはずである。その上でこういったミスが起こってしまうこと自体がおかしい。
 東電の社長は、どのような気持ちで一昨日の3月11日を迎えたのだろうか。