2012年2月26日日曜日

米朝協議に疑問

 核問題を含めた2日間の米朝協議が終了したが、どうも伝わってくる話しが日本の思っていることと違うのではないかと感じる。
 米国などが6者協議再開の条件とする北朝鮮のウラン濃縮中断に合意する見返りに食糧支援を要求している。
 世界で唯一の被爆国であり、2種類の原爆の被害を受けているのは日本であり、広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型である。
 北朝鮮は、過去に2回原爆実験をしているようだが、全てプルトニウム型の原爆だ。なぜならプルトニウム型は、プルトニウムを球体の中心に置き、周りに爆薬を配置して一斉に爆発させて一気に前方向からプルトニウムに圧力をかけ、核分裂を起こさせるので、実験が必要なのだ。
 しかし、今回の米朝協議に出てきているのは、広島と同じウラン型の製造に関してテーブルにあがっていることになる。
 これは、日本にとって極めて問題だという人がいる。なぜならテーブルにあがってないプルトニウム型については制限が付いてないし、これはイランに売られているらしい。
 そうなると、イスラエルが黙ってはいないだろうとなり、中東で問題が起こる。よって日本に石油が入ってこない。又は暴騰する。
 日本は日本人で守らなくてはならない時代になったのではないか。いつまでもアメリカにしがみついていては、自立した国家としての将来はない。