2011年11月14日月曜日

ハワイで”反TPP”

米国ハワイでTPPを含めたグローバル化の動きに反対する集会やデモが開かれたようだ。
加盟国の労働条件の悪化などにつながるという。
TPPは参加国の人々のためのものではなく、大企業だけが利益を得ると指摘している。

東日本大震災からの復興が進まないなか、TPP参加は農家などの生活を壊すと言っている人がいるようだが、それはちがう問題だと思う。
復興は復興で大至急進めていかなくてはならない。緊急性・重要性の観点からもはっきりしている。
しかし、TPP参加を含めた今後の日本の進むべき方向性については、切り離して考えなくてはならない。でなければ、東日本大震災がなかったらTPP参加に賛成することになる。

TPPは、農業だけの話しだと思わない。
生損保を含めた金融関連についても大きな問題が生じる可能性があると思う。
日本が900兆円もの借金を抱えていてもギリシャ・イタリアのようにならないのは、ゆうちょや簡保の豊富な資金が大きい。

問題を摩り替えてしまっては、本質が見えなくなる。