2011年6月6日月曜日

公共事業と市益

ご存知のように、綾瀬市に限らず公共事業は削減され続けています。
その限られた公共事業は、競争入札により落札されます。


ということは、出来るだけ安く出来るわけなので、綾瀬市としてはとてもよいことです。

しかし、安くできたとしても市内業者が落札した場合、その利益は法人税として
綾瀬市に戻ってくるが、市外の業者が落札した場合は、他市の法人税となる。

市民目線で見ると、税金の無駄遣いをなくそうとすれば、出来るだけ安い業者に。
一方、市内業者の保護、育成と市内雇用の拡大や法人税収入を考えると、「損して得取れ」ではないけれど、市内業者が請負った方がよいと思う。

ただ、そこに競争の原理が存在しなくなったならば、そもそもそういった企業は、民間事業に対しても競争力がなくなるだろうから早かれ遅かれ先は見えてくる。

その辺のバランスを綾瀬市は考えるべきなのだと思う。