2023年2月16日木曜日

人手不足倒産続出

  2022年、定年退職や離職によって人手不足倒産が増加しています。

 特に建設業では設計者や施工管理者などの資格が必要な従業員の退職・離職が大きいようです。

 また、飲食業でも人手不足倒産が起こっているようです。

 最低賃金は年々上がっていますが、いわゆる103万円、130万円の壁と言われる年収の壁はそのままです。

 と、いうことは賃金が上がっているので、働く時間を減らすことで103万円、130万円までに収めると、結局人手不足が加速します。

 飲食業などは、学生等のアルバイトが主な労働力になっていると思いますが、物価が上がり、遊ぶにも、ほしい物も、価格は上がっているのでバイト代を稼ぎたいと思っているはずです。

 しかし、103万円、130万円の壁があるので、労働時間を調整しなければならず、その結果、経済が回り出しても人手が足りず営業に支障をきたしています。

 人手不足の解消対策として、稼ぎたいのに、働きたいのに、と思っている学生やその他様々な世代の人に働いてもらう法整備が必要なのではないでしょうか。