2018年11月19日月曜日

妊婦加算

診療報酬の改定により今年4月から妊娠中の女性が医療機関を受診すると、追加料金がかかる「妊婦加算」が始まりました。
妊婦加算は3割負担で初診230円、再診110円。深夜や休日、診療時間外は更に加算され、一番高い初診の深夜受診は、650円増になります。
問診票で妊娠中と答えた女性が対象で、コンタクトレンズを作るために眼科にかかる場合も加算されるのです。
国は幼児教育無償化や高校無償化など、少子化対策に予算を投じている反面、こういった逆行した制度を国民の知らない間に進めているのです。
少子化対策は国策といっても過言でない将来の日本を左右するものなのに、どうして出産をするうえで負担増となるこういった制度を導入するのでしょうか。
結局、地方自治体が小児医療助成等をはじめ、ますます少子化対策の負担を背負うことになるのでしょうか。