2018年3月28日水曜日

ソニー給与引き上げ

ソニーが2018年度、社員の年収を5%引き上げる方針を固めたそうです。
その理由は、2018年3月期の業績が過去最高益となった影響もありますが、優秀な技術系人材の確保が必要となったことによるもののようです。
社員一律の引き上げではないですが、全体の底上げにつながります。
生産労働人口がどんどん減っているなか、中小零細企業はすでに人材を確保することが難しくなっています。
バブル崩壊やサブプライムローン危機、リーマンショックの恐怖から抜け出すことが出来ない大企業も人件費をかけなければ優秀な人材が流出してしまうことが分かってきたのでしょう。
政治が経済に介入しなくても所得は上がっていく状況に日本はなっているのです。
それに気が付くのが遅いか早いかによって、その企業の未来に違いが出るのではないでしょうか。