2018年3月20日火曜日

一般質問

昨日は一般質問三日目。
私は一般質問を行い、2点について理事者にお聞きしました。

  1. 本市の観光施策の取り組みと今後について
  2. 高齢者の交通事故対策について

綾瀬市では、ここ数年観光を重点施策として取り組んでいますが、いかんせん観光資源がありません。
このような中、ロケーションに力を入れいくつものドラマや映画の撮影がされましたが、江の島や鎌倉を舞台とした作品のように地域名が出るわけでも、風景を見ただけで場所がわかるようなところでもない。
ロケーションサービスでいう経済効果の考え方は、市内で消費されたものではないですし、綾瀬市の名前が全国区で知れ渡ったわけでもなく、本市にとってまったく意味が無いのです。
しかし、そこから少しでも交流人口を増やし、市内商業で消費をしてもらえるような展開が必要なんですが、問題はわかっているが、その構想がはっきりしていない。
ロケーションサービスをとっても、毎年約1,000万円のコンサル料を払っていますが、これをいつまで払い続けるのか、どうやって市内消費として回収するのか。
綾瀬のグルメ開発として「あやせとんすきメンチ」にしても1年10か月で37,000個が販売されたようですが、そもそもの計画が甘すぎて計画と呼べるものではないと思っています。
取扱店舗の数を増やすといっても、市内のイベントでは行列ができるほど売れていても、各飲食店では売り上げと呼べるほどの成果は出ていません。
では、どうするのか?
どのように販売網を構築していくのか、どのように展開していくのかといった構想もこれからの話しのようです。
綾瀬市のように観光資源が無いまちで、観光を推進していていくのは簡単なことではありません。
だからこそ、構想とそれを進める計画をしっかりと立て、それを進める実行力が必要だと思います。
そうでなくては綾瀬市の観光施策は成功しないと思います。