2017年6月2日金曜日

綾瀬スマートIC開通遅れについて

 昨日の綾瀬市議会6月定例会において、古塩市長より「綾瀬スマートIC」の平成30年3月までの供用開始がむずかしくなったことが報告されました。
 その理由として、地権者の移転先が見つからないため、用地取得が完了していないのが主な理由です。

 この事業は、中日本高速道路、神奈川県、綾瀬市の3者による協同事業ですが、本市が用地取得をするにあたり時間を要しているのも事実ですが、そもそもの移転補償費の算定が遅れていたことも事実で、移転補償費が決定していないのに移転交渉を進めることは事実上不可能だったという理由もあります。

 新聞等では、「開通は不透明でいつになるのかわからない」というように書かれていましたが、3者による協同事業ですので、3者による協議をしてからでないと、正確なコメントは出せないというのが、市長の真意でしょう。

 東京オリンピックの開催地自治体の負担についてのフライングコメントみたいになっては、混乱を招くだけです。

 3者協議が行われてからその結果が発表されることでしょう。