2014年10月12日日曜日

鳥取・島根への会派視察

 会派かわせみで、3日間の視察に行ってきました。

 視察1日目
鳥取県米子市に「ふるさと納税推進事業」について視察しました。
平成20年の制度開始からどんどん納税額が増え続け、平成25年度は、約2億8千万円だそうです。
市内産品PR事業として進めてきたそうですが、市の財政にももちろん貢献しています。
テレビを始め、メディアが注目したことが、大きかったようですが、特に特産人が無い米子市と綾瀬市にそれほど違いがあるとは思えないことから、参考にできることは多いと思いました。

視察2日目
雲南市の「定住施策の取り組み」について視察しました。
この施策については、雲南市は全国のトップランナーです。
特に各々がスペシャリストである定住推進委員制度により、定住相談のワンストップ窓口化や、空き家バンク制度や空き家調査事業など、空き家の活用をして、IUターン促進、また就農支援や就農サポート事業により生活の安定を支援しています。
そして、地域との協慟による定住を促進し、地域と一体となっています。
私が一番感心したのが、担当職員の熱い想いです。
色々なアツレキがあると思いますが、自分たちの町をこうしていくんだ!という強い意志と行動力は、将来を見据えた町づくりにとって大きな財産だと思いました。

視察3日目
出雲市の「出雲の真のブランド化」について視察してきました。
出雲といえば、出雲大社の60年ぶりとなる平成の大遷宮、高円宮の典子さまと、出雲大社権宮司の千家国麿さんが結婚されたことで、全国で注目の場所です。
また縁結びの神様ということで、若い女性の観光客がたいへん増えているそうです。
長岡市長就任により、平成21年から市民一人ひとりが出雲をもっと好きになり、地域への愛着と誇りを持つとともに、市外県外の人に出雲の魅力を知ってもらう「出雲の真のブランド化」に取り組んでいます。
自ら名乗りを上げた市のわりと若手の職員20名程と市民の公募、各種団体推薦の方25名程の合わせて50名ちかくの委員による出雲ブランド化推進委員市民委員会を設置し、「大好き☆出雲!」をキャッチコピーとして、①人・地域グループ、②自然・環境部ループ、③食・特産品グループ、④産業・観光グループに分けて議論されてきました。
様々なチラシ等を作成してきましたが、「お願いどころマップ」と「神在月出雲」が特に評判が良いようです。