2014年9月5日金曜日

市民福祉常任委員会

 昨日は、私が所管する市民福祉常任委員会が開催されました。
 昨年度は、委員長でしたので、質疑をガツガツすることがなく、一年間のブランクがありましたので、少しぎこちない感じでした。

 私の質疑のうち、いくつか紹介させていただくと、平成25年度の生活保護費返戻金が6694万8千円の調定額に対して3067万2千円が計上されました。その中で、不正受給にあたるものは、2400万円の調定額に対して480万円が返戻されたようです。
 低収入でもしっかりと税金を収めている人からみれば、不正受給で約2000万円もわかっているのに返納されていない事実に怒りを覚えても仕方ないでしょう。
 また、こういった不正受給者がいることで、本当に生活保護が必要な人にまで不信感や憎悪といった国民感情が生まれるのだと思います。

 子宮頸がんワクチンが社会問題になっていますが、平成25年6月14日に厚生労働省が積極的勧奨の一時差し止めを決定してから綾瀬市では52回の接種が行われ、初回接種を6名の方がしているという事実がわかりました。
 もちろん自己責任の上で接種していると思いますが、市としては理由は把握していないということでした。
 子宮頸がんが定期的な検診でがん化する前の異形成の段階で治療することが出来るので、現在の厚労省の態度では、あえてリスクの背負ってまで子宮頸がんワクチンを接種するべきではないと私は思っています。

 その他多岐にわたって質疑をしました。