2014年4月9日水曜日

マイナンバー制度

 本年度の綾瀬市の当初予算においても、国よりマイナンバー制度のシステム改修費が充当されています。
 国はマイナンバー制度を導入することにより、国民の利便性や生活保護の不正受給者対策、あるいは、消えた年金のような問題の解消というような、国民にとってすばらしい制度のような発表をしています。
 しかし、この制度は個人情報やそのプライバシーを一元管理できるという意味においては、たいへん慎重に考えなくてはなりません。

 この制度の検討グループは、預金口座にマイナンバーの登録を義務付けることを早急に検討するべきだと言っています。
 
 マイナンバー制度は、2016年1月から運用が開始されることが決まっていますが、給与所得と年金、医療の受給状況などの情報が一元化されます。現状では預金口座は対象外となっています。

 預金口座もマイナンバーの対象になった場合、国は完全に個人を支配したと言えるでしょう。