2013年2月8日金曜日

地方公務員の退職金減額

 公務員叩きだと言われるかもしれないが、民間企業のサラリーマンと公務員の退職金を比べると公務員の退職金は多い。
 これは周知の事実である。
 また金額ベースで考えても残り1,2ヶ月の給与を差し引けば数十万の違いのわりに大きく取り上げられているように思うのは私が中小企業のサラリーマンだったからなのか。
 確かに公務員を民間企業の社員と同じ土俵では考えられないが、実際企業では減給やボーナスカット、退職金の大幅削減や場合によっては出ないこともある。「倒産」を考えたらワークシェアや収入減で済んだことでよしとしている中小企業労働者はほとんどであろう。
 大手企業に勤めていても同じようなことが大なり小なりの違いはあっても起こっている。今でこそ笑い話だが銀行が倒産するなんて誰が想像できただろう。
 時代の流れとすれば仕方ない措置の範囲ではないのかとも思う。
 教職員が数十万円の私利のために早期退職し、子どもへの責任感が薄い教職員がいるとするならば、「先生」と呼ばれる聖職者としてさみしさを感じる。