2013年1月12日土曜日

発電ストップでも今年度上半期純利益が過去最高

 東海第2原発、敦賀原発1、2号機から電力を供給している日本原子力発電は、発電をストップして売る電力がゼロの状態にもかかわらず、2012年度上半期の純利益が過去最高の209億円だった。
 東京、関西など電力5社から電力の供給がないのに基本料として760億円が支払われている。
 我々が聞いている話しでは、原発がストップし火力発電により発電されていることで高騰しているLNG輸入により貿易収支も悪化、発電コストが上昇するなか各電力会社の内部留保により存続しているが、このままでは破綻するので遅かれ早かれ電気料金を上げなければならない。
 しかし、今回の話しはそれとは違い少しおかしくないか。
 各電力会社は破綻の危機といわれているのに、その出資会社である日本原子力発電は過去最高の純利益を出している。
 ただ単に国民を騙すための利益の付け替えにすぎないではないか。
 こんなカラクリで電気料金の値上げ申請を受理した経済産業相や消費者担当相は無能か策士か。