2012年12月5日水曜日

福島原発作業員の偽装請負疑い

 福島第1原発の下請け作業員の約半数が「偽装請負」の疑いがあるとするアンケート結果を発表してそうだが、今福島ではそんなことを議論したり、問題にしたりする時ではないのではないか。
 そもそも偽装請負があってもおかしくない労働環境だし、今まで見て見ぬふりをしてきたにもかかわらず、復興に向け全力疾走しなければならないときにこのような情報を流すこと自体納得しがたい。
 更に言えば、偽装請負に関する法は下請け孫請け企業やその労働者を守るためのもののはずだが、実際には中小企業を困らせているのが実情ではないか。
 表面でしかものを見ていない人には実態を把握することなど出来ない。