2012年12月1日土曜日

枝野経産大臣の電気料金の見解

 枝野経産大臣が電気料金はもともと安すぎたと考えていて、料金の原価に発電所が事故を起こした際の賠償や廃炉などの費用が含まれていないことを理由に挙げた。
 さらに電気料金の仕組みは過去の自民党政権が決めたことと指摘した。
 この人は少しおかしいのかと疑う見解ではないか。そもそも原発事故が起こった場合の費用を勘案するという発想が馬鹿げているとしか思えないし、国民を馬鹿にしているのではないか。
 原子力発電所はぜったいに事故はおきないという前提で行ってきた事業で、事故が起こらないための費用計上が成されてきたはずだ。さらに賠償の費用など呆れてものがいえない。
そして、自民党が決めた仕組みだというが、民主党が政権を担ってからそういう議論がなかったではないか。
 原発事故が起こった後に後出しジャンケンとは卑怯だ。