2012年6月25日月曜日

日本のエネルギー資源

 日露両政府が、ロシア極東ウラジオストクの液化天然ガス(LNG)プラント建設計画を協力合意した。
 言わずと知れたことだが、ロシアは天然ガス世界一で、大陸続きのユーロ圏等にはパイプラインで天然ガスを供給している。
 日本のように工業製品等の輸出などなくても、この天然ガス資源が国に富をもたらしてくれる。
 日本の場合、ロシアと陸続きでないため天然ガスのままでは輸入することが出来ないため、ウラジオストクに液化天然ガスプラントを建設する。そうこのプラントは日本のために建設するわけだ。
 アメリカは、自国でシェールガスにより資源の輸入は必要なくなってきているため、ロシアは新たな供給先が必要で、原発停止により天然ガスが必要になった日本と利害関係が一致したというわけ。
 北方領土問題とリンクさせ、日本が優位に立てることが出来るか。それとも資源欲しさにいいなりになり、領土も資源もいいなりになってしまうのか。