2012年3月31日土曜日

学校選択制の廃止

 競争原理導入による学校活性化を目指し、一定の地域内で通いたい学校を自由に選べる学校選択制。
 東京では、23区のうち19区が導入しているが、杉並区が2016年度に学校選択制を廃止することを決めた。
 廃止の理由は、校舎の新しさや事実に基づかないうわさで学校を選ぶなど、学校活性化には程遠い状況のようだ。
 また、地域と学校のつながりが希薄になるという意見もある。
 綾瀬市では、中学校で希望する部活動がない場合に地域外の学校へ通うことが出来るが、選択制ということとは違う。
 今後、学校選択制を検討する際には、上手くいっている自治体、杉並区のように廃止を決めた自治体から情報を収集し、検証するべきだ。