2018年3月28日水曜日

ソニー給与引き上げ

ソニーが2018年度、社員の年収を5%引き上げる方針を固めたそうです。
その理由は、2018年3月期の業績が過去最高益となった影響もありますが、優秀な技術系人材の確保が必要となったことによるもののようです。
社員一律の引き上げではないですが、全体の底上げにつながります。
生産労働人口がどんどん減っているなか、中小零細企業はすでに人材を確保することが難しくなっています。
バブル崩壊やサブプライムローン危機、リーマンショックの恐怖から抜け出すことが出来ない大企業も人件費をかけなければ優秀な人材が流出してしまうことが分かってきたのでしょう。
政治が経済に介入しなくても所得は上がっていく状況に日本はなっているのです。
それに気が付くのが遅いか早いかによって、その企業の未来に違いが出るのではないでしょうか。

2018年3月24日土曜日

3月議会閉会

昨日で綾瀬市議会3月定例会が閉会しました。
今議会では、平成30年度の予算を中心に審議されました。
会期終盤になって、30年度一般会計予算の高座清掃施設組合への綾瀬市分負担金に相違が見つかりました。
会期中に判明した予算の差異を是正すべきだと、第1号議案 平成30年度綾瀬市一般会計予算に対する修正動議を提出し、全会一致で可決されました。
議員は綾瀬市民の代表で、その議員が行政と議論する場が議会です。
市民の代表として、適切な処理が出来るのならば、その処理をしっかり行うべきという議会の総意が、今回の修正動議です。

2018年3月20日火曜日

一般質問

昨日は一般質問三日目。
私は一般質問を行い、2点について理事者にお聞きしました。

  1. 本市の観光施策の取り組みと今後について
  2. 高齢者の交通事故対策について

綾瀬市では、ここ数年観光を重点施策として取り組んでいますが、いかんせん観光資源がありません。
このような中、ロケーションに力を入れいくつものドラマや映画の撮影がされましたが、江の島や鎌倉を舞台とした作品のように地域名が出るわけでも、風景を見ただけで場所がわかるようなところでもない。
ロケーションサービスでいう経済効果の考え方は、市内で消費されたものではないですし、綾瀬市の名前が全国区で知れ渡ったわけでもなく、本市にとってまったく意味が無いのです。
しかし、そこから少しでも交流人口を増やし、市内商業で消費をしてもらえるような展開が必要なんですが、問題はわかっているが、その構想がはっきりしていない。
ロケーションサービスをとっても、毎年約1,000万円のコンサル料を払っていますが、これをいつまで払い続けるのか、どうやって市内消費として回収するのか。
綾瀬のグルメ開発として「あやせとんすきメンチ」にしても1年10か月で37,000個が販売されたようですが、そもそもの計画が甘すぎて計画と呼べるものではないと思っています。
取扱店舗の数を増やすといっても、市内のイベントでは行列ができるほど売れていても、各飲食店では売り上げと呼べるほどの成果は出ていません。
では、どうするのか?
どのように販売網を構築していくのか、どのように展開していくのかといった構想もこれからの話しのようです。
綾瀬市のように観光資源が無いまちで、観光を推進していていくのは簡単なことではありません。
だからこそ、構想とそれを進める計画をしっかりと立て、それを進める実行力が必要だと思います。
そうでなくては綾瀬市の観光施策は成功しないと思います。