2016年12月21日水曜日

一票の格差是正のための区割り変更

 12月16日の綾瀬市議会12月定例会最終日に提出した「衆議院小選挙区選出議員の選挙区の区割りに関する意見書」が可決されました。このことは、神奈川新聞にも掲載されました。

 昨日(20日)、大和市議会でも同一趣旨の意見書が可決されたようです。厚木基地を抱える2つの市議会で、国や政府に意見書が出せることはたいへん意義のあることだと思います。

 しかし、一票の格差とは憲法に違反しているという司法の判断ですので、「ではどうするのか」ということになります。

 そもそも小選挙区比例代表制という選挙制度を国民は理解しているでしょうか。
 小選挙区制度では、民意の死票が多くなるので、政党別に比例配分で民意を吸い上げれば、死票が少なくなるということです。
 ですから、小選挙区で負けた候補者が、比例で復活当選という理解不可能なこともおきます。
 その小選挙区が憲法に違反しているということになった今、中選挙区制に戻せばいいのではないかと私は思います。

2016年12月13日火曜日

一般質問三日目突入

 今まで一般質問は2日間で行っていましたが、今議会から3日間で行うことになりました。
 そして、明日が3日目になります。

 そして、本日の議会運営委員会で、「衆議院小選挙区選出議員の選挙区の区割りに関する意見書」(案)を提出することになりました。
 ご存じのように、一票の格差ということで、県知事が選挙区組み換えの意見書を区割り審議会に提出しましたが、12選挙区の寒川町と13選挙区の綾瀬市の入れ替えとなっていました。

 しかし、綾瀬市は大和市、座間市、海老名市の県央4市でゴミや斎場、消防で広域行政を行っています。
 また、綾瀬市と大和市にまたがる厚木基地への対応も連携する必要があります。

 そもそも一票の格差といいますが、人口割りだけで考えるのはどうなんでしょうか。行政面積でいえば反比例しているわけです。
 公共施設や上下水道などのインフラの維持管理、更新にかかる負担も区割りの考え方に含める必要があると思います。