2014年10月28日火曜日

子育て新制度の混乱

 来年4月から始まる「子ども・子育て新制度」における認定こども園がスムーズに進められるか、9月議会の市民福祉常任委員会でも色々な質疑がなされました。
 全国的にも認定こども園に移行する園は大変少ないようですし、綾瀬市内でも今のところ無いと聞いています。
 認定こども園は、新制度の目玉であり、このままでは新制度そのものが疑問視されます。
 来月から幼稚園は園児募集が始まるので、急な変更は子どもを預ける保護者にとっても不安です。
 政府は、補助金加算など激減緩和措置を講じる方針を示して、認定こども園への移行を促進したいようですが、時すでに遅しといった感も否めない気がします。

消費税10%の議論

 国会では、「政治とカネ」を面白おかしく、ここぞとばかりに追求していますが、国民はスキャンダル追求にうんざりしているといった世論調査の結果が出ています。
 産経新聞にそういった記事が出ていましたが、その中で消費税の引き上げについて、連立与党の代表が消費税引き上げを先送りした場合、アベノミクスがうまくいかなかったから引き上げないという烙印を押されるとの懸念を示したそうです。
 前回の消費税8%への増税の時も、けしてアベノミクスが大成功だったわけではなく、国民が「仕方ない。日本の未来のために涙を飲もう」ということで納得したもので、取ってつけたような経済指標に納得したわけではないはずです。
 言うなれば、アベノミクスに期待したわけです。

 しかし、この代表が本当にこう言ったのだとすると、現在の景気回復の状況や国民の痛みなど関係なく、アベノミクスが失敗だと言われると連立与党の立場が悪くなるからということが重要だと捉えているように感じてしまうのです。

 確かに安定政権を確立していくことは重要だと思いますが、消費税増税が将来におよぶ日本経済に与える影響を考えれば、もっと違った発言がなされるのではないか。

 私はインフレターゲットを設けてまで物価上昇を進めている以上、増税は正反対の政策だと思っています。景気を回復させ上昇を目標としている状況での増税は、沸騰する前にびっくり水を入れるようなものです。まずは沸騰(景気)させて吹きこぼれない程度にびっくり水(増税)を注ぐべきだと思います。

2014年10月27日月曜日

綾瀬市生涯学習都市宣言20周年

 綾瀬市は「生涯学習都市」を宣言してから20周年となります。
 子どもから高齢者まで、色々な学びを通じて日々を楽しく、健康的に過ごせるように、これからも生涯学習を進めていかなくてはなりません。

 11月23日に生涯学習都市宣言20周年記念事業が行われ、ヨネスケさんが基調講演されます。
 また、表彰式や様々な講座も開催されるので、多くの方の参加をお願いします。


2014年10月26日日曜日

東電2期連続黒字

 東京電力が2015年3月期決算で1300億円程度の経常利益を上げる見通しのようです。
 夏場の天候不順による電気需要が少なかったことなどが理由のようですが、国民としては何か腑に落ちない。
 コストの高い火力発電依存では、電気料金の再値上げも致し方ないといった見方が強かったはずですが、結果はごらんのとおり。電気料金値上げによる国民負担によって会社の利益が確保されるというのは、納得できるものではないでしょう。
 柏崎刈羽原発の再稼動はさせてくれ、そのかわり電気料金の値上げはしないと言うべきだったと私は思います。

2014年10月25日土曜日

国会を進めるべき

 地方議員の不祥事に始まり、2人の大臣が辞任、新しい大臣の資金管理の問題が国会で話し合われている今、日本国はそんなことを国会で時間を費やすほど日本の再生に余裕があるのか!
 もちろん問題は問題です。
 しかし、ウチワやワインを貰った側の責任は誰も追求しないのはなぜか!
 与える方が駄目なら、貰う方も駄目なんです。
 本来、金品を貰う方側をより強く罰した方が発生しないはずです。
 日本の借金時計は、1秒進むごとに数十万円増えるのです。

 1秒足りとも無駄にできないはずです!

2014年10月22日水曜日

さがみ産業ロボット特区~湘南ロボケアセンター~

 ご存知のとおり、さがみ縦貫道沿線の市町村をさがみ産業ロボット特区に指定されました。
 では、指定された自治体で何をしているのか、何が出来るのかということについて、6月の一般質問で行いました。
 はっきり言って、まだ何も出来ていないのが正直なところです。


 今回、神奈川県がバックアップする形で民間のロボットが活躍している「湘南ロボケアセンター株式会社」へ綾瀬市議会厚生会で視察に行ってきました。


秋のレクリエーション大会

 19日(日)は、寺尾天台自治会の秋のレクリエーション大会、寺尾綾北自治会の秋のレクリエーション大会がありました。
 9月から週末の運動会が続いていましたが、一番良い天気だったのではないでしょうか。
 たいへん多くの子どもから高齢者まで参加されていて、楽しい一日を過ごせたのではないか思います。

 また、多くの方とお話しをさせていただき、次回選挙への励ましのお言葉もいただきました。

 最後に寺尾天台自治会2区の会員として、百足競争のリレーに参加して、みごと優勝しました。

 たいへんお疲れ様でした。

2014年10月16日木曜日

後期高齢者医療の今後の方針

 後期高齢者医療制度で、約865万人の低所得者を対象に保険料を最大9割軽減している特例措置を早ければ2016年度から段階的に廃止する方針が大筋了承されるようです。
 また、現役世代についても、みなし月収が121万円以上の高所得層の保険料も引き上げるものです。

 この理由として、厚労省は現役世代との格差是正のため特例を全廃すると言っています。理由としては有り体に言えば、財政が厳しいから高齢者からも取るぞと言うことでしょう。で、高齢者からだけ取ると叩かれるので、現役世代にも負担させることでガス抜きしているのでしょう。

 現役世帯と高齢者との格差はあって当たり前ではないでしょうか。
 そもそもインフレターゲットに向けて、お金のサイクルを増加させなければならないのに、消費税増税や保険料の負担増っていうのは、政策的に真逆です。
 高齢者の預貯金をお金のサイクルに回したいのなら、贈与税を特例で無くして、現役世代に移行させれば、この資産の価値ある運用が期待できるのではないでしょうか。
 平成27年までの期限付きで行われている教育資金贈与信託は、子や孫の教育資金の用途であれば、非課税で贈与できるものですが、たいへん盛況であると聞きます。

 資産のある高齢者は、子や孫に非課税であるなら移行するし、それはしっかりと消費されるのです。
 私はもっとこの贈与の部分の規制緩和を進めることにより、現役世代の新しいアイデアで投資されると思います。
 

2014年10月15日水曜日

第34回綾瀬市小学校連合運動会

 今日は、綾瀬市小学校連合運動会が雨のなか行われました。
 市内小学校6年生883名が競技記録、学校間交流、小学校の思い出づくりを目的に開催されるのです。

 思い起こせば、30数年前に私もこの連合運動会に出場しているのです。当時は、綾瀬市スポーツセンターは無くて、光綾公園の場所(まだ整備される前)で行われました。
 天気は生憎ですが、精一杯がんばってもらいたいです。


2014年10月14日火曜日

台風19号

 台風19号が関東地方に上陸です。
 先週の台風18号でも市内で被害が出ていますので、夜23時ごろから市内の巡回をしていましたが、今回の19号は雨よりも風といった感じです。


 市役所でも職員が詰めていました。
 市民にはなかなか知られない職員の努力に感謝します。
 たいへんご苦労さまです。

2014年10月12日日曜日

鳥取・島根への会派視察

 会派かわせみで、3日間の視察に行ってきました。

 視察1日目
鳥取県米子市に「ふるさと納税推進事業」について視察しました。
平成20年の制度開始からどんどん納税額が増え続け、平成25年度は、約2億8千万円だそうです。
市内産品PR事業として進めてきたそうですが、市の財政にももちろん貢献しています。
テレビを始め、メディアが注目したことが、大きかったようですが、特に特産人が無い米子市と綾瀬市にそれほど違いがあるとは思えないことから、参考にできることは多いと思いました。

視察2日目
雲南市の「定住施策の取り組み」について視察しました。
この施策については、雲南市は全国のトップランナーです。
特に各々がスペシャリストである定住推進委員制度により、定住相談のワンストップ窓口化や、空き家バンク制度や空き家調査事業など、空き家の活用をして、IUターン促進、また就農支援や就農サポート事業により生活の安定を支援しています。
そして、地域との協慟による定住を促進し、地域と一体となっています。
私が一番感心したのが、担当職員の熱い想いです。
色々なアツレキがあると思いますが、自分たちの町をこうしていくんだ!という強い意志と行動力は、将来を見据えた町づくりにとって大きな財産だと思いました。

視察3日目
出雲市の「出雲の真のブランド化」について視察してきました。
出雲といえば、出雲大社の60年ぶりとなる平成の大遷宮、高円宮の典子さまと、出雲大社権宮司の千家国麿さんが結婚されたことで、全国で注目の場所です。
また縁結びの神様ということで、若い女性の観光客がたいへん増えているそうです。
長岡市長就任により、平成21年から市民一人ひとりが出雲をもっと好きになり、地域への愛着と誇りを持つとともに、市外県外の人に出雲の魅力を知ってもらう「出雲の真のブランド化」に取り組んでいます。
自ら名乗りを上げた市のわりと若手の職員20名程と市民の公募、各種団体推薦の方25名程の合わせて50名ちかくの委員による出雲ブランド化推進委員市民委員会を設置し、「大好き☆出雲!」をキャッチコピーとして、①人・地域グループ、②自然・環境部ループ、③食・特産品グループ、④産業・観光グループに分けて議論されてきました。
様々なチラシ等を作成してきましたが、「お願いどころマップ」と「神在月出雲」が特に評判が良いようです。

運動会

 昨日は、綾瀬ゆたか幼稚園の秋の大運動会。本日は、寺尾北自治会の秋のレクリエーション大会と運動会が続きます。
 寺尾北自治会の秋レクは、地域のコミュニケーションやスキンシップを促すような試みが随所に見うけられました。
 開会式でのラジオ体操では、小学生に前に来てもらい、「地域のおじさんおばさんにラジオ体操のお手本を見せてあげてください」なんて、いいなぁと思いました。

 来週も自治会の運動会が続きます。

2014年10月3日金曜日

またまた県議

 兵庫県議の政務活動費の不正受給疑惑により地方自治体の議会全体が不信感に苛まれているなか、今度は徳島県議が127万円の不正受給が発覚しました。
 開催されてもいない県政報告会の領収書を改ざんしたのです。
 それも7期も議員を続けている我々の大先輩。
 明らかに詐欺です。

 「にわとりが先か卵が先か」
 しっかりとしている議員にしっかりと政務活動費を使える状況にしていないのが悪いのか。それとも、こういう時代にもかかわらず世の中が見えていない議員が悪いのか。

 どっちにしても不正は不正です。

2014年10月2日木曜日

朝日新聞に続いてテレビ朝日

 朝日新聞に続いてテレビ朝日でも全面謝罪となりました。
 テレビ朝日側は、ミスが重なった結果だとしていますが、これは事実を伝えるのではなく、主義主張を客観的に見せている。
 マス・メディアとしては、大問題ではないでしょうか。

 社長が出てきて頭を下げれば収まる話しではない。

自民党神奈川県連憲法改正研修会

 本日より10月となりました。朝が遅くなり、寒くなってきました。冬がだんだんそばに近づいているのを感じます。

 少し前になりますが、9月29日に「自民党神奈川県連 憲法改正研修会」に参加してきました。
 
 憲法とは、国家権力を縛る法であるから、その時代の政権によって憲法を改正してはならない。といった発言を耳にします。
 これは、事実上、戦後GHQにより日本国憲法が作られたから、この部分がピックアップされてしまっているのかもしれません。

 しかし、本来憲法とは、時の権力者から国民を守るためにあるものでしょうか。
 今回講演していただきました、駒澤大学の西修名誉教授は、「憲法とは国民がよりよき『この国のかたち』を形成する主体者として、みずからの任務を含め、国の制度設計を定める基本的な法構造」と言われています。

 憲法は、時の政治家の有利なように改正するのではありません。
 憲法は、国会の3分の2以上の賛成によって発議され、国民投票により国民が自らの意志で、日本の未来に向けて改正するのです。