2012年3月31日土曜日

学校選択制の廃止

 競争原理導入による学校活性化を目指し、一定の地域内で通いたい学校を自由に選べる学校選択制。
 東京では、23区のうち19区が導入しているが、杉並区が2016年度に学校選択制を廃止することを決めた。
 廃止の理由は、校舎の新しさや事実に基づかないうわさで学校を選ぶなど、学校活性化には程遠い状況のようだ。
 また、地域と学校のつながりが希薄になるという意見もある。
 綾瀬市では、中学校で希望する部活動がない場合に地域外の学校へ通うことが出来るが、選択制ということとは違う。
 今後、学校選択制を検討する際には、上手くいっている自治体、杉並区のように廃止を決めた自治体から情報を収集し、検証するべきだ。

2012年3月26日月曜日

総会が始まりだす

 昨日、綾瀬市野球協会春季大会の開会式に出席し、そのあと自治会の総会に出席した。
 たいへん出席率の高い総会でした。こういうところで議会や行政のことを話せれば本当はよいのだが、趣旨が自治会の総会ということで個々の話は出来なかったが、これから色々な機会で市議会の議論結果についてなど話していきたいと思う。

2012年3月24日土曜日

話し合い解散

 東日本大震災が起こってから1年が過ぎた。
 復興復旧と言われているが、現実はそれほど進んでいないと報道されている。
 最優先でやらなければならないことが、なぜこんなに時間がかかってしまうのか。
 国会の最中も消費税増税をめぐり「話し合い解散」などと話が出ていたが、被災した地域の人たちのことを考えたら、そんなバカな話しがあるかと思う。被災した地域にも、人々にもたいした保障もないのに、選挙を行う金はあるというのか。
 もし本当に永田町で、少しでもテーブルにのっているのなら国民をバカにしているとしか思えない。

綾瀬市商工会チャリティゴルフ

 第2回綾瀬市商工会チャリティゴルフコンペに参加させていただいた。
 初めての参加、初めてのコース、昨日の酒が残っているスタート。
 いっしょに回らせていただいた同僚議員メンバーにも恵まれ、雨に降られはしましたが、楽しく回れた。
 主催側の商工会のみなさん、143名の参加者のみなさん、お疲れ様でした。

議会終了

 22日で議会が終了した。
 今回もそうだが、毎回ようやく終わったと胸をなでおろすと同時に次回の議会への不安がよぎる。
 しかし、それを忘れさせるように色々な行事などの予定が入ってくる。それをこなしているとあっという間に次の議会が始まることになる。
 今回退職する部長級職員が4名いられた。その方々といっしょに仕事をすることが出来たことを嬉しく思う。
 そして、その中に議会事務局の局長がいる。
 局長は、私のような勝手のわからない新人議員に色々とアドバイスをくれたり、励ましてくれたり、時には注意をしてくれたり、その一つ一つが私の力となってきた。
 ある時、私のなかで「挑戦」と位置づけた常任委員会が何とか終わった直後、局長から質疑がよかったと言っていただいた。
 子どものように素直にうれしかった。挑戦してよかったと思った。そしてこれからもやっていけると思えた。
 局長、ありがとうございました。
 色々な方の思いや助けを受けて、私の挑戦は続く。
 さあ、平成24年度の始まり、私の議員として2年目の始まり。

2012年3月21日水曜日

市の名前に命名権(ネーミングライツ)導入

 大阪府泉佐野市は、財政悪化により新たな歳入確保策として市の名称を命名権(ネーミングライツ)売却に乗りだすようだ。
 自治体名の命名権が売却されるケースは、総務省でも聞いたことがないとのこと。
 計画では、市役所庁舎や市道の通称も売却対象とし、制服への企業広告も募り、企業誘致による雇用創出や税収増を期待する。
 綾瀬市でもこういうことが可能かと言えば、今の綾瀬市のシティセールスでは無理であろう。
 新たな試みが必要になったときにも、それが可能な街でなければならない。

企業向け電気料金の値上げ拒否について

 企業向け電気料金の契約期間は1年で、4月が更新時期でない企業がある。値上げに了承できない場合3月30日までに連絡すれば、次の更新までは現行の料金のままになる。
 しかし、東電はそういった説明がきちっとしていない。
 これも東電の体質なのか。

SPEEDIからのメールを活用できず

 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)から 福島第1原発事故後の3月15日朝までにメールで送られた放射性物質の拡散予測のデータを福島県は受信に気づかずデータを消去していた。
 多額の予算をかけて構築されたSPEEDIは、万が一のために準備されていたのに、万が一が起きたときには何にも役に立たなかった。
 SPEEDIみたいな事業は、真っ先に事業仕分けの対象にすべきなのではないか。

2012年3月20日火曜日

65歳まで再雇用の義務付け

 65歳まで希望者全員を再雇用することを義務づける高齢者雇用安定法改正案が閣議決定された。
 国は、年金支給開始年齢の引き上げによって、給料も年金も受け取れない人を防ぐためにパズルをうめたにすぎない。
 どうしてこうも行き当たりばったりなのだろうか。
 若年層の就職先がないのに定年退職者の雇用を義務付けるとはばかげているし、企業がどのような労働者を雇おうが企業の勝手だ。日本という国はいつから社会主義になったのか。
 日本の全てにおいて高齢化している、現に80歳にもなるじいさんが国会議員なんて出来るわけがない。今のまま政治、経済が高齢者ベースの施策を進めていくならば、糞づまりになって、のちのち元に戻せないことになるだろう。

「絆」ってなんだ

 3月11日に放送された東日本大震災の特番の録画を見た。
 宮城県石巻市では、がれきの山と暮らす人たちの怒りが映し出されていた。

「絆」って言葉はいりません。
災害にあったときだけ絆絆っていって、どこの県に言っても今はシャットアウトでしょう。
絆の言葉が安っぽくなっちゃう。
こんな安っぽい言葉は使わないことにした。

 なかなか受け入れてもらえない総量2,253万tのがれきの広域処理の現状は悲しいかぎりだ。
 こんな現状の中、軽々しく「絆」など使うのは偽善者と言われても仕方がないと思う。

2012年3月19日月曜日

天台小学校卒業式

 今日は、綾瀬市の小学校10校の卒業式だった。
 私は、母校である天台小学校へ出席させていただいた。
 卒業式を授受する前に名前を呼ばれたら、今までのことや中学校へ行ってからのこと、または将来のことなどを一言いってから壇上中央へ行き、卒業証書を受け取る。
 この一言が心に残るような気がしてとてもよかった。
 また、卒業生からの言葉や歌、そして在校生代表として5年生の言葉や歌もとてもよかった。
 そして、若い6年生の担任の先生が涙を流していたのには、意外と感じたのと同時に、良い先生なのだろうなと思った。
 我が後輩たちよ、卒業おめでとう!

2012年3月17日土曜日

一年間が終わり

 私が議員になって一年間が終わろうとしている。
 長いようで短い一年だった。
 議会ごとに緊張と責任で胃がきしむ思いがする。
 この世界で、次のステップとは何を意味するのだろうか。
 平成24年度にむけて、自分の気持ちと何をなすべきかの方向性をしっかり自覚する必要があると改めて思う。

一般質問2日目

 2日目は、8人の一般質問が行なわれた。
 他の議員の質問内容を聞いていると、自分の意見や思いと違うこと、またなるほどと思うこと、知らなかったことなど色々あり、私の次の質問の材料としてもたいへん参考になった。
 そして最終日、平成24年度の綾瀬市の予算が諮られる。

2012年3月15日木曜日

一般質問1日目

 私の一般質問は、15:15から始まった。
 時間が足りなくなってしまった為、予定の質問をいくつか飛ばしながら行なったせいか、はたまた自分のいたらなさか、伝えたかったことが思ったとおりにならなかった。
 この反省を次回につなげていこうと思う。
 そして、笠間市長が次の市長選挙に出馬表明をされた。
 選挙は7月だが、今のところ他に立候補するような話はない。
 笠間市長の3期目への挑戦がはじまる。
 そしてもう一つ、今日の一般質問である議員が自分の質問時間が足りないからといって、早口で何を言っているのかわからなかったり、部長が答弁している間に早く済ませるように催促するような仕草をしたり。
 こういった態度は、議員としてあるまじき行為だと思う。
 市民の代表としての自覚、それ以前に一人の社会人としてどうなのだろうか。
 綾瀬市議会議員の質が問われる一幕だったのではないかと思う。

2012年3月14日水曜日

春闘、トヨタ満額回答

トヨタ自動車は、労働組合が要求した年間一時金「5ヶ月分+3万円」、組合員平均178万円について、満額回答する方針を決めたようだ。
さらに定期昇給に相当する賃金制度維持分(同7300円)も認めるとのこと。
現在、国家公務員の給与引き下げ、国家公務員の歳費削減が話題となっている。地方議員の議員年金も廃止、定数削減や歳費削減。地方公務員も人事院勧告にしたがったり、国家公務員の7.8%給与引き下げも視野に入れながらというところ。
働きたくても仕事がない人、年収200万円以下の比率増加、高齢者世帯の国保、後期高齢、介護と負担増と国全体で負担を負っている中、大手企業はまるで関係ないとばかりだ。

一般質問

3月定例会の私の一般質問は、
1.システムの最適化と自治体クラウドについて
2.広報戦略について
7番目なので、3月15日(木)の15時頃だと思いますが、前の6名の時間配分がわからないのではっきりした時間はいえません。

2012年3月13日火曜日

基地対策特別委員会

 本日は、基地対策特別委員会があり、平成24年度一般会計予算における基地関連予算の説明と先の米海軍航空機部品落下事故の報告などがあった。
 私からの質疑は、

  1. 2月8日午後2時頃に米海軍航空機部品落下事故が発生し、市側に連絡が来たのが同午後2時45分頃ということで、空白の45分についてどのように考えるか。一般的に事故が起きてから45分経過してからの報告は遅いと思う。
  2. 事故が起きてから既に1ヶ月以上経つが、調査結果の報告があったか。報告がないのなら報告するように再度要請をしたか。
の2点。
 市側の答弁は、暖簾に腕押しといった感じでルーティンワークといった意識なんだろう。もっと真摯に受け止め適切かつ敏速な対応をお願いしたい。

柏崎刈羽原発の報告書記載ミス

 柏崎刈羽原発1、7号機のストレステストの1次評価結果報告書で記載漏れや計算ミスなどの記載ミスが239ヶ所あったそうだ。
 枝野経産相は、「東電の作業の質全体に問題があったと疑念を抱かざるを得ない」と批判したらしいが、それはもっともだ。
 実際の評価者から評価者上司、さらにはその上司となり、最終的には社長決裁となるべき案件だ。さらに1年前の原発事故を経て、東電の一挙一動を静観しているのだから、一つ一つが信用問題であることを認識しているはずである。その上でこういったミスが起こってしまうこと自体がおかしい。
 東電の社長は、どのような気持ちで一昨日の3月11日を迎えたのだろうか。

2012年3月12日月曜日

選挙公報を電子化

 大和市は、市長や市議の選挙時、候補者の公約や経歴を掲載した選挙公報を電子化し、インターネットでも閲覧できるよう努める条例改正案が23日の本会議で可決されるかもしれない。
 確かに選挙公報は告示日の3日後に各家庭に配布されるが、期日前投票を行う場合、選挙公報を見ることなく投票することが起こりうる。
 多くの方にちゃんと確認していただく必要があるもの、そして政治が地域から離れてしまわないように色々な試みをしていく必要があるだろう。そういった意味では、私も賛成である。
 近い将来、電子化の流れは選挙にも反映されていくことは間違えない。今はグレーゾーン的な扱いをされている選挙期間中のホームページ、ブログの更新をはじめ、そう遠くない将来に投票もネットで出来る時代がくるだろう。

2012年3月9日金曜日

平成24年度予算編成

【新規事業】
★ひとり暮らし高齢者等のごみ個別収集
★不妊症・不育症治療への助成
★耕作放棄地の対策
★(仮称)ハローワークの市役所内設置
★コミュニティビジネスへの支援
★グルメフェアの開催
★企業立地等への助成
★住宅リフォームへの助成
★土曜まなび場の開催
★家庭読書の日ノーテレビ・ノーゲーム運動
★健康ファミリーマラソン大会の開催
★電気自動車急速充電器の設置


【拡充事業】
☆高齢者配食サービス事業
小児医療費助成の年齢拡大
肝炎ウィルス検診への助成
☆青少年体験事業の開催
☆デジタル教科書の全中学校への配置
☆勤労者住宅資金利子への助成
☆神崎遺跡保存整備事業
太陽光発電設備設置への助成
☆公園遊具等の改修
☆防災倉庫・避難所資機材の整備
☆新武者寄橋への防護柵設置

綾北中学校卒業式

 我が母校、綾北中学校の卒業式に出席してきた。
 母校は、なつかしい限りでほとんど変わらなかった。
 そして卒業生は礼儀正しく、我々の頃に比べておとなしいというか、いい子たちというか。
 あらためて、卒業おめでとう。

2012年3月6日火曜日

総務教育常任委員会

 本日、総務教育常任委員会が行われた。
 平成24年度予算について、いくつかの質疑をさせていただいた。
 その中で、昨年9月議会の一般質問で言わせていただいた、配信メールが今予算に織り込まれた。また、家庭学習の習慣化をめざす「土曜まなび場事業」、中学校のデジタル教科書導入など。
 何とか終わったが、質問漏れなどあり自己採点はあまりよくない。

経済建設常任委員会

 本日は、経済建設常任委員会を傍聴してきた。
 たいへん活気のある議論で、とても勉強になった。
 綾瀬市の未来について、市民の方にはなかなか理解して頂けない場、例えば常任委員会などでの質疑等で市議会議員の方々は戦っているのだ。
 明日は、私の所管している総務教育常任委員会がある。
 精一杯120%振り絞って、市民の代わりに議論してくる。

2012年3月4日日曜日

市民活動フェスタ2012

 一番下の娘と2人で市民活動フェスタ2012に行ってきた。
 娘の幼稚園の友だちなど多くの方が来場されていて盛大に行われていた。
 また、沼田良氏による自治基本条例講演会も、娘が飽きてしまって会場を出たり入ったりだったが、少しだけ聞かせていただいた。
 ブタッコリーやエコまるに会えて、映画「タンタンの冒険」を見て、あやぴぃのグッズを貰って娘は上機嫌だった。
 議員になってから休みの日にどこかへ連れて行ってあげることがなかなかなくなってしまったなぁと改めて感じた。





2012年3月2日金曜日

市民福祉常任委員会

 本日は、市民福祉常任委員会があり、私は総務教育委員会なので委員会の傍聴に行ってきた。
 注目は、小児医療費助成の請願や第5期介護保険事業計画などがあった。
 しかし、最後の最後で行なわれた小児医療費助成の請願にあれだけ多くの保護者を巻き込んで努力してもらったはずの会の代表者は傍聴にも来ていなかった。
 請願の紹介議員の件で来られたときに「みんなの活動を形にしたい」と言われていたのに、いくら連絡が後からいくとはいえ、傍聴にすらこないというのはどうなのだろう。
 私は、署名活動にがんばっていた保護者を知っているだけに、なんて自分勝手でひどいんだろうと悲しくなった。
 しかし、小児医療費助成の拡充は、平成24年度の予算では小学校6年生までと市長の年頭記者会見で言っていたとおりに提案された。
 ちなみに、ここが重要なのだが、小学3年生から小学6年生に拡充した場合、現在の約2億5,000万円から更に約6,000万円が増える。そしてそれだけでなく近隣市を含めた広域医療機関との調整や国民健康保険にも影響があり、他の部分でもお金がかかるのだ。

2012年3月1日木曜日

生蘭高等専修学校卒業式

 本日、海老名市文化会館で行なわれた生蘭学園の卒業式に出席させていただいた。
 たいへん心に響いた。
 在校生の送辞、卒業生の答辞は感動した。
 明日から新たな人生を謳歌してください。~ おめでとう ~

平成24年度の予算審議

 2月28日、29日と本議会において、議案説明と質疑が行われた。
 特に多くの質疑があったのは、小児医療費助成の小学6年生までの拡充についてだ。
 私は、昨年12月議会の一般質問で「小児医療費助成の拡充について」を提議したので、もちろん賛成である。
 このブログでも何度も書いていると思うが、「しかし」がつく。
 タダという考え方は賛成ではない。一部負担金の導入が必要だと思うが、現在の国の考えでは、単体自治体ではそもそもやれないし、やったとするとたいへんめんどくさい運用をせざるを得ないのだ。
 めんどくさい運用とは、お金も時間もかかるので結局合理的ではないということになる。よって、今回の拡充が妥協の賜物ということになる。
 ちょうど、小児医療費の窓口払い撤廃がニュースになっていた。
 また、これも私が昨年9月議会の一般質問で「風車公園の現状について」でやったが、今回の予算に入っていた。
 現在のウッドチップに変わってゴムチップを採用するようだが、今日みどり政策課にゴムチップのサンプルを見せてもらいに行ってきた。
 説明によると、ゴムチップは補修が部分部分で可能なので費用が安くするとのことで、それは維持管理していく上でよいことだ。
 しかし、子どもが転がったり、転んだりする場所としてはどうなのだろうか。
 自分の目で子どもの遊ぶ場所に適した素材か確認したいので、このゴムチップ舗装してる公園を教えてくれと頼んでいる。
 これから常任委員会が始まるので、そこで色々問うていこうと思う。